2008年6月2日月曜日
昔の日記;2001/6/1
遂にスウィングアウト・シスターの新譜が発売された。前作のこじんまりとした雰囲気とは違ってゴージャスかつマニアックな音づくりが印象的。白く明るい眩さが随所にきらめきを与えている。だが、これという決め手に欠け、アレンジは最高に素晴らしいのに「メロディ」の魅力が薄く、記憶に残りにくいものが多い。印象に残ったのはWHERE THE HELL DID I GO WRONG? くらいだろうか。シングルカット向きの曲だ(今の所シングルカットはTHROUGH THE SKY)。今回SOS節が影をひそめていると言ったら言い過ぎだろうか。音のひろがりに反して地味感が否めない。前作の地味さが昇華された、でも矢張り地味なアルバム・・・。もうシェイプス・アンド・パターンズ以前のポップなSOSは聞けないのだろうか?ライヴは派手なアレンジで聞かせて欲しい、と今から期待する。そういえばいつになくコリーンの歌が目立たないというか、インストや語りが目立っている。アルバムとしては希に見る完成度、だがたぶん売れない・・・。ちなみに今回は日本だけの発売。最近3枚はいずれも日本先行している。
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