2008年6月2日月曜日

昔の日記;2000/9/9 プラス10/6プラス10/13

スティング公演が近付いてきた(東京)!でも今回(昨冬)のアルバム、1曲くらいしか覚えてない。定番の「忘れた曲(さいきん序奏しか入らない)~whenthe world is runnin’down~」メドレーだけをききにいきます、あれは毎回アレンジが違って楽しみですから!それにしても、今回は異様に席がとりづらかった・・・。いまだにスティング一筋っていう人もあんまりいない気がするがなあ。ファッションになってんのかなあ。あの声いいけど、パワーがモウかなり落ちている。・・・かなしいが仕方ない。
ライヴといやあジャミロクワイまた来ないかな。ドームはもう勘弁だけど(音悪い!)JKもこんな広い場所初めてだって言ってたな、去年のライヴで。

グラストンベリー音楽祭の映像(BS)、ケミカルカッコ良すぎ!!ライヴいっときゃよかったあ・・。デヴィッド・ボウイはなんか「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のクルーズみたいなながーい髪の毛が異様。グラムの時代に戻ったみたいだが、テクノなボウイ、好きだったなあ。そっちは、もうやんないんだろか。スティングなんてグラムに憧れた世代なんですよね、未だにアレって・・・ボウイってすげーや。ティン・マシーンは勘弁だけど、大御所にあんなことができるってのもカッコ良すぎ(これも古いハナシか)。アート・センスも好きや!(ウソ大阪弁)「セヴン」のエンドはハマりまくってて、映画館でもアルバムジャケット見てもシビれたシビれた(ふるい言いまわし)!スティングみたいなクセが無い「完璧さ」が逆に弱点とも思える。それでも俳優業からひっこんで復活後、人気衰えないから凄いですね。アワーズ(いまのところ最新)のひとつ前のアルバムは、今でも無茶愛聴してます。すごくアドレナリンが出ます。出過ぎて抜きたくなる・・・

今夏ピーター・ゲイブリエルのOVOが期待だったけど、ちょっと外した感じ。純粋なアルバムじゃないし、2曲ほど旧ジェネシス末期の雰囲気のある曲があるほかは、
すやすや・・・(ノンレム睡眠)

スティングもそうだけど、オジイサンになっちまった。無理して「イマの音」に合わせてない分よかったけど。それでも古くならないのが、元祖ワールド・ミュージックの面目躍如。そうだよ、ポリスがホワイト・レゲエ+ロックの完璧なコラボレーションでノし上がるずっと前から、プログレの名のもとに民族音楽を取り入れて独自のロックスタイル(ロック?てところもあるけど)を確立していたんだ。ひまわりスタイルのPG、生で見たかった。年代的に見てないのです(見てる世代ってどうかんがえても40は越えてるハズ)。アングラビデオでおかしな発言を繰り返すPGは、パンク旋風(”旋風”って似合わん言葉・・・)とはカンケイ無しにヤバかった。まあ知識階級のロッカーは顰蹙も山ほど買ってた訳で、大学出の金持ちボンボンが金にまかせて才能発揮する機会を得続けている状況は、AORスレスレのインテリロックというレッテル張られても仕方ない面あるけど、でもあれはヤバイ。今のロマンスグレー(うわーすげー言葉)しかしらない世代って、「ツマンネー」とか言って聞き捨てるんだろな。別にいいけど。

例のソフト、Winベースで出し直してくれないかな。

イタリアンなボサとか聞いている今日このごろ、肌寒い風が耳を撫でるたび「この2ヶ月遅れ!」
と自分に突っ込んで更にサムくなる今日このごろ。ブレイクビートとボサの融合!とかいうコンピレーションアルバムも買ったけど、余り聞かない。なんかボサってボケっと同じ処くるくる回ってるみたいだな。それがいいんだけど。

”INCredible Sound of The Dream Teem”無茶ゴージャスで久々のヒット。 1枚目がヨイ。買って即三回きいた。2枚目はおシャレ、夜の雰囲気。悪くいえば古臭い。「インコグニート臭」ふんぷんの盤だけど買って損はないだろう。
・・・1ヶ月後、飽きた自分がここにいます。

クレイグなんたらのアルバムも聞いている。打ち込みドラムがポコポコポコポコ、2ステップって懐かしい。音が軽くてリズムが若干複雑なだけのソウルフル・ハウス。ブレイクビートより余程入りやすい。

やさしくて少しオシャレな音の(渋谷なんかでなく「本国」での)復活、SwingOutSisterの復権間近か?次作期待!

(10/23補記)

SwingOutSisterの大ファンで、ツアーごとに東京全公演、いつもほぼ真ん中(から右寄り)の最前列という位置でかぶりついて聞いています。「ストーカー」と思われてるかも(んなこたあないか)・・・と心配していたら、1枚前のアルバムツアーで大阪から渋谷まで追っかけしてきたフリーターの女の子がいまして、終演後、新幹線めがけ爆走してました。

・・・

俺なんかマダマダだ。

このデュオ(当初3人(ドリカムの先駆け状態)、シンセ多用を主張したメンバーが2枚目には脱退、今はベーシストなどを含めて「バンド」を名乗っている)、私の多感な時期をささえあるいは共に歩んでくれてきたオネエサン的存在です。1枚目に入っている「ブレイク・アウト」は世界的にヒットしカヴァーも多い名曲です。なんだか時代的に「男女雇用機会均等法」の香りのする内容ですけどそこがまたノスタルジック。キーボードのアンディ・コーネルは演奏も作曲もばっちり才能豊かな方で、個人的に凄く想いでの詰まった知られざる名曲を沢山送り出してくれた。

「バカラックが私たちにとってそうだったように、私たちの音楽が聞いてくれた人の想い出と一緒に残ってくれれば嬉しい」

と語っていたコリーン(Vo)、私にはまさにそんな存在です。中でも沈黙を破って発表されたレイ・ヘイデンがプロデュースした「リヴィング・リターン」は、手元の全ての音源(5千くらいか・・・馬鹿な男だオレも)なげうっても残したいアルバムです。洒落すぎてジャズっぽくてSOSらしくないという声もあったし世界的には売れなかったけど、「ララ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」(カヴァー)、耳にした人多いと思う。FMがやたらと流していたから。

1995年の夏だったか・・・。原曲に勝るとも劣らない暖かな感傷にひたれる。コリーンの声質を除けば全てが古びないし、当時つきあってた相手とか、一緒にあるいた夏の海とか思い出す。ちょっと涙・・・(そのままイイ方向にいっていればもっとよかったんだけど、そこの傷がさらにこのアルバムをいとおしく感じさせてくれたりして)。

本当にいいアルバムです。どの曲も隙が無いし、スティングのようなギリギリ完璧主義ではなく、適度に遊びながらも(後期10CCのように後奏の長ーい曲があるのですが、余りにも気持ち良すぎて延々セッションし続けたのをそっくりそのまま収録したんだそうです)綿密な構成という距離感が耳に優しくて良い。

その次の作(これも名盤)は確か最初日本だけ発売になってしまったと記憶、「日本のソープ・オペラに曲を書くほど落ちぶれた」と揶揄されたドラマ主題歌を含んでいます。日本人好みの音なんでしょうか、日本での支持者は案外多くて、それでそうなったんでしょうが、結果かなり収入を得られたようです。なかなか優秀なメンバーを集めてゴージャス(SOSはゴージャスサウンドじゃないと!)なステージツアーしてました。内容的にはベスト盤ツアーが一番だった気がするけど、このツアーではじめてストリングスを入れることができて、オーチャード(埋まってなかったけど)でコリーンが、特に感慨深げだった様子を覚えている。

イギリスに長期行っていたとき、プールでなくしたメガネ以外で一番高い買い物だったのは、彼等のシングルと(今も評価の高いバカラック風アルバム「カレイドスコープワールド」(2作目)のころ)、同じく大好きな音だった「ブロウ・モンキーズ」、それと南アフリカのギタリストの日本未発売のカセットでした。あんなとこまで行って(泣)・・でも今ほど海外盤が手に入り易くなかったんですよ。「ウィンドマイルズ・オヴ・ユア・マインド」(カヴァー。同曲なんとスティングも最新アルバムでカヴァー!)はあの盤でしか聴けなかったですし。

最新作は低調だったですけれども(まあ、ああいう暗い音はハヤリではあったんですが、、)、昨年初くらい発売でした。今ごろ本国でもやっと発売されたかな。6月来日時はSOSサウンドの要であるはずのホーンセクションを欠き、土臭く地味なステージだった。前述の子は「もうトシだし、そろそろ”終わり”なんじゃないですかあ」と言っていたけど、できれば今後も、細々でいいので、続けて欲しいユニットです。

SOSについては非公式ホームページがあります。ファン登録ができます(情報はあんまりないですが・・・てゆうか活動が・・・なので<2008年現在は登録制bbs付きファンサイトに移行>

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