SELLING ENGLAND BY THE POUND(邦題:月影の騎士)
はやっぱり名作だ!!新宿のヴァージンでやっと手に入れた。
至極メロディアスで聴き易い起伏の中に、密やかさと賑やかさが絶妙に配合。フルートを中心とした
音作りも、ムーグやキーボードの古風な奇矯さにいっそのジャジーさを加えて秀逸。これは
プログレとして意識しないでも聴ける。ピーター・ゲイブリエル所属の初期ジェネシスでも、これと
脱退直前の「ブロードウェイ」2枚組は、普通に楽しめる娯楽的盛り上がりも兼ね備えた名作です。
最高傑作とされるフォックストロットは、疲れたときにはいいかもしれないが、静かすぎて、短い。
さてバリバリ先走り方面でいったら個人的趣味でどうしても「元アシッド・ジャズ」系統のソウルフル・
ハウスにむかってしまう。新宿ヴァージンで新設されたコーナーで試聴する限りどれもここ
何年か似たような処を行き来しているようで、無論好きだけど、冒険に足りない気もする。買ったのは
ABSTRACT JAZZ LOUNGEの三枚め。出たばかり。インクレディブル並に楽しめるが、とくに後半ジャズ味が増して
面白く聞けた。ジャズ寄りかもしれない。星ふたつ半!コンピレーションばかりだけど完全外れが無い
のが安心できるな。そういや「アシッド・ジャズ2000」とかいう的外れな企画モノも一瞬出てたな。
中身は多少イマフウってくらい。悪くはない。
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