2008年6月2日月曜日

昔の日記;2001/1/31(wed)

先週ディープフォレストの新譜「パシフィック」が出た。サントラだそうで、共通点の多いピーター・ガブリエルの、最近作OVOにも似たゆったり壮大な世界に仕上がっているが、前作コンパルサよりもいくぶん尖鋭な威力が減退したようだ。気持ちに余裕がある人向き・・・。1曲目など南の風を感じ想いをはせることができるが、夏の気配、時季外れ。
後半テクノチックなせわしない曲が多く、そちらのほうが私好みだけれども、総じて、ちょっと暗めで地味。それに、やや古いかも。ワールドミュージックふうの民謡導入はまさにDFサウンドの骨頂だが、前作までほど目立った使われ方はされていない。聴感が前作とかぶっているような民謡もある。最近テレビのニュース番組なんかでDFクリソツ(DFではない)音楽が流行っているが、アレ個人的にはあざとすぎて嫌。DFは一生懸命世界中を廻って採集してきた音源を使っているのに(言語が特殊ゆえ何を言っているか定かではないが)、そちらは自分たちで勝手にその場で考えた、意味の無い”原始言語”だかなんだかを歌ってますなんて、手抜き???「音主意従」の洋楽好きにありがちな聞き方からすると、意味のわからない「外国語」は最早言葉ではなく音律を伴うリズムパターンにすぎない。だからその言葉自体に意味があろうがなかろうが、聞かれ方によっては一緒だろ、という発想だろうが、結局余りにDFサウンドに似ているから、もうちょっと考えろよ、なんて思ってしまう。


他、音楽日記としては、先週金曜に平安隆さんのミニライヴを、銀座の沖縄料理屋で聞いた。あんな小人数前にモッタイナイ。素晴らしい。浮き立つリズム→サンシン、ギターの妙技。ウチナーミュージックの偏狭から大きく逸脱したサウンドの心地よさ。最近作、ブロッズマンさんとの「鳥肌音楽」はライヴ以上に気持ち良く聴けるアルバム。前作は竹富島の土俗的な匂いも(爽やかだけど)感じたけれども、今回はもっと汎的で、沖縄音楽と意識しなくても愉しく聞ける。良いアルバムです。

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